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2025年1月29日

【イベント報告】2025年1月18日(土)、Brand Base Funabashi(千葉県船橋市)にてロードスターファン・ミーティングが開催されました。当日は午前と午後の2回にわたり、第5代ロードスター開発責任者で、『マツダNDロードスター 開発責任者の記録』の著者でもある、山本修弘氏によるトークショーやサイン会も行なわれました。その様子をお伝えします。

2025年1月18日(土)、Brand Base Funabashi(ブランドベース船橋)にて、千葉マツダ主催のロードスターファン・ミーティングが開催されました。

このイベントの会場となったBrand Base Funabashiは、観客はカスタマイズ/モータースポーツ/アウトドア/カーボディケアをより身近に楽しんでもらうことを目的に、マツダブランドの情報発信拠店となる施設として、千葉マツダが主体となって2024年にオープンしました。そして今回のイベントは、ロードスター発売35周年を記念して、ロードスターオーナーの方々を招待して開催されたものです。

イベントでは、ロードスター第5代開発責任者の山本修弘氏のトークショーも開催されました。

トークショーでは、山本氏によってマツダの歴史から始まり、NAロードスター、ご自身も開発メンバーとして携わったNBロードスター、NCロードスターはどのような経緯で誕生したかなどが語られました。そして、責任者として開発の指揮を執ったNDロードスターについては、あえて1.5リッターエンジンを採用した理由、軽量化への追求と挑戦の軌跡、幌やトランクなどの細部にわたる開発時のこだわりなどを、開発責任者しか知りえない現場での出来事も交えて語り、貴重なお話に参加者の方々もじっくりと聞き入っていました。

トークショー後には、山本修弘氏の著書『マツダNDロードスター』をご購入の方へのサイン会が実施され、参加者の方々はサインしていただくとともに写真撮影など山本氏との交流を楽しんでいました。

その他に、参加者の方々によるロードスターフォトコンテストが行なわれ、会場には、自身の愛車であるロードスターへの想いのこもった写真が展示されていました。

会場内には歴代ロードスターの変遷が一目でわかる展示パネルや、長くマツダ車のデザインを手掛け、マツダ車を多数描いているイラストレーター・中島三樹夫氏によるロードスターイラストパネルなどが飾られ、美しい色彩で描かれたロードスターによる“表現”が楽しめました。

総勢100名を超える参加申し込みがあった今回のイベントは、ファンの方々との交流の場として大切なのはもちろん、開発関係者の講演は、マツダのブランド構築にも大きな意味を持つと個人的に強く感じました。同時にこのようなイベントが他の自動車や二輪車メーカー等にも広がっていくことが重要と感じました。

なお、宣伝になりますが、山本修弘氏のトークショーを、来る2025年2月22日(土)・23日(日)に開催されるクラシックモーターショー「第16回ノスタルジック2デイズ2025」に、イベント出店する三樹書房/グランプリ出版ブースでも行ないます!ご本人から語られる貴重な開発秘話などをお聞きになりたい方は、ぜひこちらのイベントをチェックしてみてください!

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