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2024年12月25日

【イベント報告】2024年11月30日(土)、大阪の万博記念公園 東駐車場にて『昭和レトロカー万博2024』が開催されました。このイベントに三樹書房/グランプリ出版も出店しました。その様子をお伝えします。(リポート:編集部)

2024年11月30日(土)、『昭和レトロカー万博2024』が開催されました。今年は昨年までの会場であった舞洲スポーツアイランドから万博記念公園に変更され、『昭和レトロ』の名にふさわしく、1970年に大阪万博が開催された会場の東駐車場で行なわれました。

会場からは大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」も見えていました。
今回の特別展示車として、地元大阪の自動車メーカーであるダイハツの三輪自動車「Bee(ビー)」が2台展示されていました。現存3台と言われる貴重なクルマです。
数多くの展示車両が集まる中から、今年は「はたらくクルマ」にスポットを当てて紹介してゆきます。まずは1982年式マツダ・ポーターキャブ。ブルーのボディカラーは前期型にしかないそうです。
1970年式ホンダTNⅢ360。オーナーは小学生時代を思い出しながらドライブを楽しんでいるそうです。昔の軽トラックは現在よりも鮮やかなカラーが多いことに驚きます。
ラビットT75A。1957年式ということは70年近く前に誕生した車両ですが、今でも現役で走っているそうです。
ラビットと同じくスバルの初代サンバーは1965年式。荷台にはリアエンジンリアドライブの透視図が積まれていました。「農道のポルシェ」と呼ばれた自社生産時代のサンバーは今も現役ではたらく様子をよく見かけます。
こちらは1966年式トヨタ・トヨエース。今回、三樹書房/グランプリ出版ブースで書籍を購入くださったお客様には、トヨエースのペーパークラフトのプレゼントをお付けしました。その実車の様子がわかります。
トラックシリーズの最後は1980年式マツダ・タイタン。3700ccエンジンで当時のカタログにも謳われたキャッチフレーズ「グッ!と感じる頼もしさ」と、その可愛らしい“顔つき”にオーナーさんは惚れ込んでいるそうです。北海道で働いていた車両です。
1968年式ポルシェ912。このポルシェは神奈川県警で実際にパトカーとして働いていたそうです。最高時速は200キロとのことです。
1968年式ダットサン・キャブライト。なんと2015年まで現役の消防車として使用されていたそうです。
1992年式トヨタ・コロナ1800STD。LPガス仕様でタクシーとして使われていました。左リアドアは自動ドアとなっています。オーナーによると、長距離を走る場合は、事前にLPガスステーションを調べてから出発するそうです。
タクシー車両に続きバスも紹介します。こちらは1959年式いすゞBX341ボンネットバス。このバスは出入り口が1つで、当時は運転手の他に車掌が乗車していました。
今回の特別展示車いすゞ・ベレルエキスプレス。ベレルをベースにバンボディとした商用車で、この車両が日本で唯一の実動車とのことです。
こちらは1983年式日産ブルーバード(910型)ADワゴン。バンだと思い取材していたところ、ワゴンであることが判明しました。後席も立派でパワーステアリングも標準装備していました。
はたらくクルマとして子供たちに大人気だった「はしご車」。この日野自動車製のはしご車では乗車体験も行なわれていました。
三樹書房/グランプリ出版のブースも多くのお客様で賑わいました。新刊書コーナー、メーカー別コーナー、お買い得本など、多くの皆さんに本を手に取って見ていただくことができました。

リポート作成/編集部

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