【イベント報告】2024年11月4日（日）、マツダR&Dセンター横浜にて『マツダNDロードスター開発責任者の記録』の刊行を記念した、山本修弘氏によるトークイベントが開催されました。その様子をお伝えします。

2024年12月11日

2024年11月4日（日）、マツダR&Dセンター横浜にて、弊社書籍『マツダNDロードスター　開発責任者の記録』の刊行を記念したイベントが開催されました。

このイベントは、“「マツダNDロードスター開発責任者の記録」出版記念イベント　山本修弘氏とNDオールスターパーティー“と題され、当日は関係者含め160名が参加しました。主役であるロードスター第5代開発責任者、山本修弘氏のトークイベントが開催される会場には、NDロードスターのすべてのボディカラーや特別仕様車・限定車、型番など、まさにオールスターと呼ぶにふさわしい展示で会場に花を添えていました。また、NAからNDまでの歴代の“周年記念車”も展示されました。

トークショーの司会を務めた浜島秀和氏（左）とイベント主催者の今野繁幸氏（右）。今野氏は、2014年のNDロードスターのワールドプレミアの際に、NDの座席に“初めて座る”経験をしたことがきっかけで山本氏と交流を深め、今回のイベント開催を決断したとのことです。

山本修弘氏の講演は2部構成で、1部では著書完成までの経緯が説明されました。執筆や掲載写真の選定や許諾のことなど、さまざまなことを乗り越えて完成したことが披露されました。2部ではロードスター35年の歴史を改めて振り返りました。
昼食休憩を挟んで、山本氏への質問コーナーも実施されました。会場でしか聞くことのできない内容に、参加者が耳を傾けていました。

会場内には、NDを中心に約60台のロードスターが展示されました。以下その一部を写真でたどります。

NDロードスターの1型から7型、ND2-1型まで、すべての型が一同に集結しました。

歴代の“周年記念車”も集められました。下段右の「100th」はマツダ創立100周年を記念した「100周年特別記念車」です。

イベントの合間には、山本修弘氏のサイン会も実施され、多くの参加者がサインを求めて長い列となりました。

NDロードスターが発売からまもなく10周年となるタイミングで、開発責任者を務めた山本修弘氏の貴重なお話をお聞きするとともに、歴代の車両を一同に見ることができる、ファンにとっては大変有意義なイベントであった……と強く感じ帰路につきました。
（まとめ：編集部　写真・資料提供：今野繁幸氏）

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