2022年4月27日
2022年4月16日(土)から、トヨタ博物館のクルマ館の2階において、「クルマづくり日本史」という新しい展示が始まりました。その様子をお伝えします。(レポート:小林謙一)
2022年4月16日(土)から、トヨタ博物館のクルマ館の2階において、「クルマづくり日本史」という新しい展示が始まった。三樹書房/グランプリ出版も一部の資料を協力していることもあり、一般公開日の初日に見学したので、そのレポートをお届けしたい。
「この小さな国に、世界有数の自動車産業が、どのように誕生し、発展したのか?」
この展示は、日本の自動車づくりはいつ始まり、いつ頃産業にとして歩み始めたのか、そこにはどのような先人たちの挑戦があったのか、など日本の自動車産業の基盤が確立される間の軌跡を5つの視点によって振り返ると説明されている。今まで日本国内ではメーカーによる自社の博物館はいくつか開館されているが、「日本の自動車史」という客観的なテーマとした展示は、2000年に国立科学博物館で催された「20世紀の国産車」展など僅かであり、自動車ファンにはぜひ一度ご覧頂きたい展示である。
■トヨタ博物館「クルマづくり日本史」ウェブサイト
https://toyota-automobile-museum.jp/news/detail/4230.html
【トヨタ博物館のアクセス】
トヨタ博物館は、名古屋長久手市に位置しているが、近年は以前に比べて電車でのアクセスは格段に便利になっている。
■東京から向かう場合は、名古屋駅まで新幹線で約1時間30分程度、名古屋駅から藤が丘駅までが地下鉄で30分程度、そこからリニモに10分ほど乗って「芸大通駅」で下車してから徒歩数分で入口に到着できるので、日帰りも可能になっている。
■東京方面からのクルマの場合は、東名高速か新東名高速で名古屋方面に、日進JCTを経由して名古屋瀬道路へ、そして「長久手IC」より約400mで入口が現れる。駐車場は本館の奥にあり、基本的には無料で停めることができる。
■トヨタ博物館「アクセスマップ」
https://toyota-automobile-museum.jp/visit/access/