2020年5月22日
【ご挨拶】弊社は2020年5月12日で創立45周年を迎えました。これまで弊社の活動を支えていただきました皆様へ、弊社代表よりご挨拶申し上げます。
ご挨拶
2020年5月12日(火)に三樹書房は、創業から45周年を迎えることができました。昭和50年(1975年)に第一作となる『江戸商売図絵』を創刊して以来、現在までに700点近い新刊書を企画・刊行してまいりました。自動車関連書のスタートは、昭和63年(1988年)に刊行した『F-1ワールド』からになりますが、専門的な歴史関係書を中心として展開してきた弊社が今日まで半世紀近くも出版活動を続けられてきたのは、執筆者を始め、関係会社のご協力、そしてなによりも読者の皆様のご支援の賜物であると痛感しております。今までお世話になった方々すべてに、改めて厚く感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
さて創立45周年を迎え、新機軸となる新しい自動車関連書の刊行を進行しております。「ファン・ブック(仮称)」は、2020年8月頃にシリーズ第一作目を発売する予定です。弊社は、これからも創立時からの社是「良書を企画・編集・刊行する」を守り、皆様のお役に立つ魅力ある新刊書を展開してゆきますので、どうぞご期待ください。
三樹書房 代表 小林謙一
『F-1ワールド』(フォーミュラーワン ワールド)
1983年、ホンダが第二期として、スピリットホンダチームにエンジン供給の形でF-1に参戦。私は1987年(昭和62年)に入門書となる本書を企画しました。今宮純さんの司会によるテレビ中継がフジテレビで始まっていました。1987年8月にホンダやフジテレビに伺って企画への協力をお願いしましたが、当初手元にはF-1に関連する写真も原稿もまったく何もない状態からのスタートでした。
本書は1988年4月に無事完成しましたが、それまでの8ヵ月は、会社の仕事を終えると日曜日も返上して連夜、本作りの勉強をかねての製作でありました。カバーデザインも当時は出力された文字を手貼りして製作するという、単純な手法だったのです。