News

2018年9月7日

新型BMW X4の発表記者会見が開催されました。その様子をお伝えします。(レポート:相原俊樹)


 2018年9月6日、都内の会場にて新型BMW X4の発表記者会見が催された。壇上に立ったビー・エム・ダブリュー(株)代表取締役社長ペーター・クロンシュナーブル氏は、「本題に入るまえに」と前置きして、この週に日本各地を襲った自然災害で被災された方々に向けたお見舞いの言葉があった。
 Xシリーズは好調だと氏は続け、日本市場のBMW販売台数全体のおよそ1/3を占め、昨2017年は前年比で2倍に増えたと数字を掲げる。この日発表された新型X4は2014年の初代に続く2代目。「パワー・オブ・スタイル」と同社が呼ぶ外観、パワフルなエンジン、ドライビング・パフォーマンス、最先端を行く安全機能・運転支援技術などが特徴。
 ラインアップは「xDrive30i」、「xDrive30i M Sport」、「M40i」の3種で、前2者が2.0L直列4気筒を、後者が3.0L直列6気筒を搭載する。
 続いて同社のMセールス・マネージャー松井 優希氏が登壇。2017年の我が国におけるMモデルの販売が過去最高を記録し、今年は昨年を上回るペースで伸びているとの発表があった。Mにはサーキット走行を視野に入れた「ハイパフォーマンス」モデルと、スポーツ走行と実用性を両立させた「パフォーマンス」の2つのカテゴリーがあり、この日発表のM40iは後者に属するという。席上、松井氏が、今後Xシリーズに限らずMモデルのラインアップを拡大する予定と明かしたのは、ファンには興味深いところ。
 クロンシュナーブル氏と松井氏が異口同音に強調したのが、X4のスポーティな走り。同社はこれをSUVではなく、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と呼んでいる。
 新型BMW X4は9月6日より販売がスタート、価格帯は764万~977万円である。

^