2016年1月14日
【編集部より】2016年1月12日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンはフルモデルチェンジした7人乗りコンパクトMPVのゴルフ トゥーランの新型を発売しました。
■スタイリッシュなプロポーション
新型ゴルフ トゥーランは、フォルクスワーゲンの最新の生産方式「MQB」を採用し、従来型よりもスタイリッシュなプロポーションを実現しています。具体的には全長が130mm、ホイールベースが110mm伸ばされ、全幅が35mm広くなったいっぽう、全高は最大で30mm低くなっています。外観デザインは、最新のフォルクスワーゲンのデザイン言語が採用されて、ボディサイドのシャープなキャラクターラインなどが特徴的です。フロントマスクは水平基調のラインによって、よりワイドなボディを強調し、ヘッドライトはLEDを採用しています。
■燃費を大幅に向上
延長されたホイールベースの恩恵で室内は従来型よりもさらに広くなり、多彩なシートアレンジによって荷室容積は最大で1857リッターを確保します。サスペンションはゴルフGTIなどと同様の4リンク式独立をリアに採用し、乗り心地とハンドリング性能を高度に両立させています。エンジンは新世代のアルミシリンダーブロックの1.4リッターTSIエンジンを採用し、従来型をしのぐ150PS、250Nmを発揮、MPVとしては優れた0.296のCd値、従来より20kg軽い車重もあいまって、JC08モードで18.5km/リッターの燃費を達成しています(従来比23%改善)。
■先進的な安全装備が充実
このほか新型トゥーランは安全装備を充実させたことも大きなアピールポイントとなっています。高度な先進安全技術や装備、運転支援システムを充実させており、従来型を上回る合計9つのエアバッグや、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、自動車ブレーキのプリクラッシュブレーキシステム(Front Assist)、レーンキープアシストシステム(Lane Assist)などの豊富な最新安全装備を全車に標準装備します。従来設定のなかったトレンドラインを下位グレードに新たに加え、価格(税込)は284.7〜376.9万円となります。なおエコカー減税適用により、取得税が80%、従量税が75%となります。