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2015年10月2日

【編集部より】2015年10月1日、トヨタ クラウンがマイナーチェンジされ発表・発売されました。その概要をお伝えします。

■”アスリート”シリーズに、2.0Lターボエンジンを搭載
“アスリート”シリーズに搭載される2.0L直噴ターボエンジン(8AR-FTS)は、最高出力173kW(235ps)/5,200~5,800r.p.m、最大トルク350N・m(35.7kgf・m)/1,650~4,400r.p.mで、低回転から高回転まで高トルクを維持。直噴技術D-4STや、吸排気バルブの開閉タイミングを最適制御するDual VVT-iWが可能としたアトキンソンサイクルにより、燃焼改善と損失改善を追求、アイドリングストップ機能を採用して、燃費はJC08モードで13.4km/Lとなっています。なお、アイドリングストップ機能のあるモデルには、アイドリングストップ中でも冷風が得られる、蓄冷エバポレーターが採用されています。

■乗り心地のさらなる向上
ボディ接合部の剛性強化のため、スポット溶接の90カ所以上の増し打ちや構造用接着剤の採用などで、「高接合剛性ボディ」として剛性感のアップを図っています。さらにサスペンションのチューニング等で、操舵時の車両応答性やグリップ感とともに、乗り心地のさらなる質感向上を実現しているとのことです。

■外観の変化・ボディカラーなど
“アスリート””ロイヤル”両シリーズとも、外観ではフロントグリル・バンパー等の変更が行なわれ、「押し出し感」を強調するものとなっています。”アスリート”シリーズには、1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えが可能なBi-Beam LEDヘッドランプを採用しています。さらに”アスリート”シリーズには「ジャパンカラーセレクションパッケージ」と題する、12色の外板色を設定。天空(ソラ)、茜色(アカネイロ)など、日本の伝統的な言葉や詩をもとにした名称がついています。
メーカー希望小売価格(消費税込)は、”アスリート”シリーズでは、アスリートT(2.0L直噴ターボエンジン搭載)の3,880,000円からハイブリッド仕様のアスリートG Fourの5,986,000円で、”ロイヤル”シリーズは、ロイヤル(2.5Lガソリンエンジン搭載)の3,730,000円からハイブリッド仕様のロイヤルサルーンG Fourの5,906,000円となっています。
なお、”マジェスタ”シリーズもこのタイミングで、ボディ接合部の剛性強化などの一部改良を受けています。

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