三樹書房
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第2回  「A項・1 アバルト」(Ab-Ab)
2013.1.28


新シリーズを始めるに当たって提案されたテーマは「A to Z」はどうでしょうかという事だった。「A to Z」と聞くと思い出すことが僕には2つある。1つは昭和28年4月発行の「A to Z in Love」と言うタイトルの、日劇ミュージックホールのプログラムで、19歳の僕が恐る恐る入った最初の時の物だ。言い訳ではないがここはトップクラスのヌードもさる事ながら、一流のエンタテイナーを手軽に見られるのが魅力で、その目指す方向はプロデューサー長尾長顕によるところが大きい。裸がメインではなくショウに裸もついていると言う雰囲気で大人になってからもしばしば足を運んだ。因みにこの時は「トニー谷」が出演していた。 
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(写真1)昭和28年4月初演のプログラム

2つ目は1989年4月15日から始まったラジオ日本の深夜放送「ジャズ楽曲辞典」という番組で、ジャズ評論家「いソノ てルヲ」氏の担当でジャズのスタンダード曲をアルファべット順に「A」から「Z」を目指した。その後投書を通じて磯野さんと親しくして頂き、常連のリスナーとして「データバンク頭取」なるニックネームを頂戴するに至ったが、この番組は丁度8年後の1997年4月、第412回の「M」項半ばで遂に幕を閉じてしまった。
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(写真2)400時間を超えるMDテープの一部


実はこの経験が僕の頭の隅には引っ掛かっており、「凝り性な僕の性格」「持っているデータ量」そして「79才という僕の年齢」から、どう考えても「Z」までは無理だろうと思うのだが、無責任にも引き受けてしまった。しかし「エンサイクロペディア」を目指すからには、手抜きはしたくないし、なんとか「Z」にたどり着きたいし、そこで「車名」は「よく知られた物」「珍しい物」に限り、「モデル名」は極力集約し「同一モデル基本1枚」と決めて、取り敢えず始めることにしよう。「A」項の車名は2輪車も含めて74あり、対象として選んだのが35、なかでも車種の多い大物は「Abarth」「Alfa Romeo」「Aston Martin」「Austin」等々。今年中に「A」項が終了できるかな?


 (1)<Abarth>アバルト(伊)
アバルトはチシタリア社を辞めたカルロ・アバルトが1949年に設立した会社で、部品製造から始まりエンジン・チューナーを経て自社ブランドを創るまでに至った。製品のマフラーは「アバルトのマルミッタ」とよばれ、人気商品だった。シンボルマークは自分の星座から採った「サソリ」で、アバルト・マニアが増殖した事から世界中にサソリの毒をばらまいた張本人といわれた。

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(写真3)1959 Aberth-Cisitalia 204A Spyder (1999年ペブルビーチ/カリフォルニア)

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(写真4)1950 Abarth 205A Berlinetta Vignale(2004年コンコルソ・イタリアーナ/カリフォルニア)

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(写真5)1953 Abarth GT Ghia Coupe(1998年コンコルソイタリアーナ/カリフォルニア)     
 初期のショウカーでオリジナルはグリルの中央に半球型のスピナーがある       


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(写真6)1954 Abarth Alfa Romeo 1900 GSS Ghia Coupe トリノ・ショー出展車
                       (1998年ペブルビーチ/カリフォルニア)

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(写真7)1955 Fiat Abarth 207 Spyder Corsa Boano (2004年グッドウッド/イギリス)


(TCシリーズ)
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(写真8) 1956-59 Fiat Abarth 750 TC Berline(1997年ラフェスタ・ミッレミリア/表参道)


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(写真9)1962-64 Fiat Abarth 850TC Berlinetta (2001年モンツァ・サーキット/イタリア)


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(04-4)(03-08-04) 1965 Fiat Abarth 1000 TC Berlinetta Corsa.jpg
(写真10・11)1965 Fiat Abarth 1000TC Berlinetta (2003年レトロモビル/パリ)      
フィアット600ベースのオリジナルボディーを持つTCシリーズの中では最も過激な顔を持つモデル。  


<750GT ザガート・シリーズ>
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(写真12)1958 Fiat Abarth 750 GT Coupe Zagato(1999年 コンコルソ・イタリアーナ/カリフォルニア)


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(写真13) 1960 Fiat Abarth 750 GT Spyder Zagato(1999年 コンコルソ・イタリアーナ/カリフォルニア)

<850 アレマーノ・シリーズ>
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(写真14)1962 Fiat Abarth 850 Coupe Allemano sr.2 Scorpion (1981年 TACSミーティング/神宮絵画館)

<695シリーズ>(Fiat500ベース)
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(写真15)1969 Fiat Abarth 695 SS (1986 モンテ・ミリア/神戸)
見た目オリジナルと変わらないおとなしいタイプ。


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(写真16)1966-67 Fiat Abarth 695SS (2001年 モンツァ・サーキット/イタリア)
エンジン・カバーが閉まらない、かなり過激なタイプ。

<大型アレマーノ・シリーズ>
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(写真17) 1962 Fiat Abarth 1600 Allemano Spider (1962年 外車ショー・東京千駄ヶ谷)
山田輪盛館によって日本に最初に輸入されたアバルトで、ベースはオスカー・チューンのエンジンを持つフィアット1500スパイダー。


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(写真18) 1959 Fiat Abarth 2300 GT Allemano Coupe (2004年 コンコルソ・イタリアーナ/カリフォルニア)

<アバルトが手がけた唯一のポルシェ>
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(写真19) 1960 Porsche 356B Carrera Abarth 1600 GTL(1998年 ラグナ・セカ/カリフォルニア)


<レコルト・モンザ・シリーズ>
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(写真20) 1958 Fiat Abarth 700 Record Monza Zagato(1986年 モンテ・ミリア/神戸)

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(写真21)1959 Fiat Abarth 750 Record Monza Zagato (2008年 ラフェスタ・ミッレミリア/明治神宮・原宿)

<1000シリーズ>
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(11-2 )89-08-32 1960 Fiat Abarth 1000 Corsa sr2.jpg
(写真22・23) 1960 Fiat Abarth 1000 Corsa sr.2(1989年モンテミリア/神戸)

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(写真24) 1963 Fiat Abarth 1000 Biarbero GT(1969年東京レーシングカー・ショー/晴海)

<アバルト-シムカ・シリーズ)
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(写真26) 1963 Abarth Simca 1300 GT(1988年TACSミーティング/明治公園)


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(写真27)1963 Abarth Simca 1300 GT Corsa Long(1966年第3回日本GP/富士スピードウエイ)

<モノミーレ・シリーズ>
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(写真28)1964 Fiat Monomille 1000 (1963年第5回東京オートショー/晴海)


<OTシリーズ>
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(写真29)1964 Fiat Abarth OT 1000 Berlina (1981年SCCJミーティング/筑波サーキット)

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(14-3) (98-15-31) 1966-69 Fiat Abarth OTS 1000.jpg
(写真30・31)1966-69 Fiat Abarth OTS 1000 Coupe (1998年コンコルソ・イタリアーナ/カリフォルニア)

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(写真32)1967 Fiat Abarth OT 1300 Coupe 1987年 モンテミリア/神戸)


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(写真33)1965 Fiat Abarth OT 1000 Spyder(Hardtop)Bertone(1966年東京タワー付近/港区)

<レーシングカー>
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(写真35)1967 Fiat Abarth 1300 SP(1994年 京都ホテルにて)

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(写真36)1968 Fiat Abarth 1000 SP (1994年 京都ホテルにて)

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(写真37) 1970 Fiat Abarth 2000 MC(SE 019) (2010年グッドウッド/イギリス)

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(写真38) 詳細不明 フォミュラーカー・タイプ(1998年コンコルソ・イタリアーナ/カリフォルニア)

(ラリー・カー)
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(写真39)1972-75 Fiat-Abarth 124 Spyder (1997年フータ峠/イタリア)


第1回として「アバルト」だけでここまでで39枚の写真を上稿した。予定では「Ah」まで用意したがあまりにも多いのでここで打ち切りとする。 嗚呼!やっぱリ前途多難。


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第107回 L項-8 「ロータス・1」(マーク1からタイプ14エリートと23エラン迄)

第106回 L項-7 「リンカーン・2」(米)

第105回 L項-6 「リンカーン・1」

第104回 L項-5 「ランチャ・2」

第103回 L項-4 「ランチャ・1」

第102回 L項-3 「ランボルギーニ」

第101回 L項-2 「ランチェスター」「ラサール」「リー・フランシス」「レオン・ボレー」「ラ・セード」「ロイト」「ロコモービル」「ローラ」「ロレーヌ・デートリッヒ」

第100回 L項-1  「ラゴンダ」

第99回 K項-1 「カイザー」「カイザー・ダーリン」「ケンワース」「キーフト」「ナイト」「コマツ」「コニリオ」「紅旗」「くろがね」

第98回 J項-5 「ジープ」「ジェンセン」「ジョウエット」「ジュリアン」

第97回 J項-4 「ジャガー・4」(大型サルーン、中型サルーン)

第96回 J項-3 「ジャガー・3」 (E-type、レーシング・モデル)

第95回 J項-2 「ジャガ-・2」(XK120、XK140、XK150、C-type、D-type、XKSS)

第94回 J項-1  「ジャガー・1」(スワロー・サイドカー、SS-1、SS-2、SS-90、SS-100)

第93回 I項-2 「イターラ」「イソ」「いすゞ」

第92回 I項-1 「インペリアル、イノチェンティ、インターメカニカ、インビクタ、イソッタ・フラスキーニ」

第91回 H項-8 「ホンダ・5(F1への挑戦)」

第90回 H項-7 「ホンダ・4(1300(空冷)、シビック(水冷)、NSX ほか)」

第89回  H項-6 「ホンダ・3(軽自動車N360、ライフ、バモス・ホンダ)」

第88回 H項-5 「ホンダ・2(T/Sシリーズ)」

第87回  H項-4 「ホンダ・1」

第86回 H項-3 「ホールデン」「ホープスター」「ホルヒ」「オチキス」「ハドソン」「ハンバー」

第85回 H項-2 日野自動車、イスパノ・スイザ

第84回 H項-1 「ハノマク」「ヒーレー」「ハインケル」「ヘンリーJ」「ヒルマン」

第83回 G項-2 「ゴールデン・アロー」「ゴリアト」「ゴルディーニ」「ゴードン・キーブル」「ゴッツイー」「グラハム」

第82回 G項-1 「GAZ」「ジャンニーニ」「ジルコ」「ジネッタ」「グラース」「GMC」「G.N.」

第81回 F項-25 Ferrari・12

第80回 F項-24 Ferrari・11 <340、342、375、290、246>

第79回  F項-23 Ferrari ・10<365/375/410/400SA/500SF>

第78回 F項-22 Ferrari・9 275/330シリーズ

第77回 F項-21 Ferrari・8<ミッドシップ・エンジン>

第76回 F項-20 Ferrari・7 <テスタ ロッサ>(500TR/335スポルト/250TR)

第75回 F項-19 Ferrari ・6<250GTカブリオレ/スパイダー/クーペ/ベルリネッタ>

第74回 F項-18 Ferrari・5<GTシリーズSWB,GTO>

第73回  F項-17 Ferrari・4

第72回 F項-16 Ferrari・3

第71回 F項-15 Ferrari・2

第70回 F項-14 Ferrari・1

第69回 F項-13 Fiat・6

第68回 F項-12 Fiat・5

第67回 F項-11 Fiat・4

第66回 F項-10 Fiat・3

第65回 F項-9 Fiat・2

第64回 F項-8 Fiat・1

第63回 F項-7 フォード・4(1946~63年)

第62回 F項-6 フォード・3

第61回 F項-5 フォード・2(A型・B型)

第60回 F項-4 フォード・1

第59回 F項-3(英国フォード)
モデルY、アングリア、エスコート、プリフェクト、
コルチナ、パイロット、コンサル、ゼファー、ゾディアック、
コンサル・クラシック、コルセア、コンサル・カプリ、

第58回  F項-2 フランクリン(米)、フレーザー(米)、フレーザー・ナッシュ(英)、フォード(仏)、フォード(独)

第57回 F項-1 ファセル(仏)、ファーガソン(英)、フライング・フェザー(日)、フジキャビン(日)、F/FⅡ(日)

第56回 E項-1 エドセル、エドワード、E.R.A、エルミニ、エセックス、エヴァ、エクスキャリバー

第55回  D項-8 デューセンバーグ・2

第54回 D項-7 デューセンバーグ・1

第53回  D項-6 デソート/ダッジ

第52回 D項-5 デ・トマゾ

第51回 D項-4 デイムラー(英)

第50回 D項-3 ダイムラー(ドイツ)

第49回  D項-2 DeDion-Bouton~Du Pont

第48回 D項-1 DAF~DeCoucy

第47回 C項-15 クライスラー/インペリアル(2)

第46回 C項-14 クライスラー/インペリアル

第45回 C項-13 「コルベット」

第44回 C項-12 「シボレー・2」(1950~) 

第43回 C項-11 「シボレー・1」(戦前~1940年代) 

第42回  C項-10 「コブラ」「コロンボ」「コメット」「コメート」「コンパウンド」「コンノート」「コンチネンタル」「クレイン・シンプレックス」「カニンガム」「カーチス]

第41回 C項-9 シトロエン(4) 2CVの後継車

第40回  C項-8シトロエン2CV

第39回  C項-7 シトロエン2 DS/ID SM 特殊車輛 トラック スポーツカー

第38回  C項-6 シトロエン 1 戦前/トラクションアバン (仏) 1919~

第37回 C項-5 「チシタリア」「クーパー」「コード」「クロスレー」

第36回 C項-4 カール・メッツ、ケーターハム他

第35回 C項-3 キャディラック(3)1958~69年 

第34回  C項-2 キャディラック(2)

第33回 C項-1 キャディラック(1)戦前

第32回  B項-13  ブガッティ(5)

第31回 B項-12 ブガッティ (4)

第30回  B項-11 ブガッティ(3) 

第29回 B項-10 ブガッティ(2) 速く走るために造られた車たち

第28回 B項-9 ブガッティ(1)

第27回 B項-8 ビュイック

第26回 B項-7  BMW(3) 戦後2  快進撃はじまる

第25回 B項-6 BMW(2) 戦後

第24回  B項-5   BMW(1) 戦前

第23回   B項-4(Bl~Bs)

第22回 B項-3 ベントレー(2)

第21回 B項-2 ベントレー(1)

第20回 B項-1 Baker Electric (米)

第19回  A項18 オースチン・ヒーレー(3)

第18回  A項・17 オースチン(2)

第17回 A項-16 オースチン(1)

第16回 戦後のアウトウニオン

第15回  アウディ・1

第14回 A項 <Ar-Av>

第13回  A項・12 アストンマーチン(3)

第12回 A項・11 アストンマーチン(2)

第11回  A項-10 アストン・マーチン(1)

第10回 A項・9 Al-As

第9回 アルファ・ロメオ モントリオール/ティーポ33

第8回 アルファ・ロメオとザガート

第7回 アルファ・ロメオ・4

第6回 アルファ・ロメオ・3

第5回 アルファ・ロメオ・2

第4回  A項・3 アルファ・ロメオ-1

第3回  A項・2(Ac-Al)

第2回  「A項・1 アバルト」(Ab-Ab)

第1回特別編 千葉市と千葉トヨペット主催:浅井貞彦写真展「60年代街角で見たクルマたち」開催によせて

執筆者プロフィール

1934年(昭和9年)静岡生まれ。1953年県立静岡高等学校卒業後、金融機関に勤務。中学2年生の時に写真に興味を持ち、自動車の写真を撮り始めて以来独学で研究を重ね、1952年ライカタイプの「キヤノンⅢ型」を手始めに、「コンタックスⅡa」、「アサヒペンタックスAP型」など機種は変わっても一眼レフを愛用し、自動車ひとすじに50年あまり撮影しつづけている。撮影技術だけでなく機材や暗室処理にも関心を持ち、1953年(昭和28年)1月には戦後初の国産カラーフィルム「さくら天然色フィルム」(リバーサル)による作品を残している。著書に約1万3000余コマのモノクロフィルムからまとめた『60年代 街角で見たクルマたち【ヨーロッパ編】』『同【アメリカ車編】』『同【日本車・珍車編】』『浅井貞彦写真集 ダットサン 歴代のモデルたちとその記録』(いずれも三樹書房)がある。

関連書籍
浅井貞彦写真集 ダットサン 歴代のモデルたちとその記録
60年代 街角で見たクルマたち【ヨーロッパ車編】
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