日本航空学術史
1910-1945
■定価 本体14,000円+税
■ISBN978-4-89522-752-0
■2021年8月発売
【限定復刻】 当時の日本の航空技術者たちが書き記した第一級の史料編纂開始から45年、約220名の関係者の証言を詳細に収録した永久保存版!
明治時代から始まる日本の航空産業および技術は、昭和初期に急成長を遂げる。本書は、堀越二郎氏、松村健一氏、久保富夫氏、種子島時休氏、糸川英夫氏などそれぞれの技術に携わった約220名の当事者自らによる記述に加え、さらに、当時の航空関係組織、企業の足跡、生産機数や要目に至るまで、日本の航空産業全般についてまとめられた類書なき大著。少部数配布された希書が、史料を後世に残すことを目的に復刻。全国の大型書店に限り、限定配本300部刊行。
目 次
『日本航空学術史』『研三・A-26・ガスタービン』『航研機』について/鈴木一義
粟野誠一先生について/庄司秀夫・飯島晃良
日本航空学術史の出版にあたって/竹内一之
まえがき/粟野誠一
第1篇 個人篇
1.1 飛行機(設計・性能)
1.2 飛行機(構造・強度)
1.3 飛行力学
1.4 空気力学
1.5 プロペラ
1.6 原動機
1.7 金属材料
1.8 非金属材料
1.9 燃料・潤滑油
1.10 計測
1.11 生産
1.12 艤装
1.13 整備取扱
第2篇 団体篇
第1章 陸軍航空の活動並に業績
第2章 海軍関係の活動並に業績
第3章 技術院
第4章 東京帝国大学航空研究所
第5章 中央航空研究所の活動並に業績
第6章 航空試験所
第3篇 戦時中の生産および整備取扱
第1章 戦時中の航空機生産の一例(川崎航空機工業株式会社)
第2章 各航空機会社の社史並に生産活動
第3章 航空機用材料関係会社の生産活動に於て
第4章 戦時中の航空機の整備取扱の状況について
第4篇 まとめ
附表