書籍情報

ガソリン節約のための 燃費の本

エコドライブが楽しく続けられる!

新装版
燃費ギネス記録保持者 宮野 滋著
■定価 本体1,000円+税
■ISBN978-4-89522-547-2
■2010年3月発売
燃費ギネス記録を持つ著者が、記録挑戦の中で生み出した燃費の良くなる基本の走法を伝授し、燃費改善のコツ31個を紹介。一つでも実践すれば効果を実感できるエコドライブ入門書。新装版A5判
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長引く不況で余裕の少ない生活の中では、1リットルのガソリンも無駄にしたくない! 燃費ギネス記録保持者の著者が、記録挑戦の中で生み出した、燃費の良くなる基本の走法「スウィートスポット走法」を伝授。さらに、燃費改善のコツ31個を紹介します。どれかひとつを実践するだけでも効果を実感できる、エコドライブ入門書。

自分のクルマの一番燃費の良い状態、「スウィートスポット」を知っていますか?

本書では、MT車・AT車別スウィートスポットの見つけ方から走り方まで、「スウィートスポット走法」をわかりやすく解説しています。
本書とともに、著者が解説するこちらの動画(http://www.asknet-japan.jp/index.html、ASKnetのホームベージ)も、エコドライブにお役立てください。

目次

はじめに
この本の特徴

燃費ギネスの記録の達人が測定!
テストに使用した主なクルマとタイヤ、コースを紹介

燃費ギネスの達人が教える! 燃費が良くなる基本の走法
スウィートスポット走法をマスター!

1章:燃費ギネスの達人が教える! 燃費が良くなる基本のコツ
まずはクルマの基本整備を!
タイヤの空気圧は適正値に!
目的地までの計画的なドライブを!
燃費記録は毎回つける!
4輪車+2輪車の生活を!
道路が空いている時間帯に走る
日よけをし、エアコン前に換気を!
エアコンは内気循環で使う!
電装品はなるべくオフに
送迎でも積極的にエンジン停止!
すぐに出発できるように準備を!
トランクのよけいな荷物はおろす!
走行時、空気抵抗は増やさない!
指定された燃料を入れよう!
エコドライブ講習会でスキルアップ!

2章:燃費ギネスの達人が教える! 燃費が良くなる運転テクニック
エンジンスタート、すぐに出発!
アイドリングストップは基本の「き」
無駄なブレーキは踏まない!
発進は速やかに加速しよう!
高速は80km/h巡航で走ろう!
下り坂ではアクセルペダルの足を離す
坂道のエコ運転法
高速での断続した渋滞で賢く走る方法
信号や標識をよく見て走ろう!
4WD車の日常での運転法

3章:燃費ギネスの達人が教える! 燃費が良くなるグッズ
クルマに燃費計は付いていますか?
エコドライブの必需品、エコタイヤ
自転車の活用術

4章:燃費ギネスの達人が教える! 燃費が良くなるグッズ
誰でも低燃費が出せるハイブリッド車
環境に優しい新世代ディーゼル車
カテゴリ別の実測燃費を比較

各章収録以外の燃費測定結果
燃費記録表

■『ガソリン節約のための 燃費の本』の刊行にあたって

今回、弊社では珍しい企画を実行しました。今までの特定の車種にスポットをあてる内容ではなく、一般に乗り物を使っている方に向けた内容が今回の『ガソリン節約のための 燃費の本』です。
皆さんは、好きなときに乗れて、荷物も積めて、行きたいところに何時でも行ける乗り物、「クルマ」のある生活を便利に感じていることと思います。しかし、クルマの大切な動力源となるガソリンは、その使用量についてさまざまな要求が、世界的な規模で起こっていることは皆さんご存知のとおりです。
しかし、私たちはクルマを使うことをあきらめて、江戸や明治時代のような徒歩や人力の乗り物の時代に戻ることはできないでしょう。そうした実情に対して、自動車関係の出版をしている弊社としては、クルマや二輪車の利用に対して前向きな提案をしたいと考えてこの本を企画したのです。

本書では、クルマを効率よく使う際に原則的に注意したいことを書き、実際のテスト結果も掲載して、提案するエコ運転に対して、どのような実効果が見込めるか数値を上げてまとめています、テスターは現在世界燃費ギネス記録を保持し、自らの記録を更新している宮野滋氏です。

この本で宮野氏の提唱している「走法」は、決して難しいものではなく、一般の方々でも少し注意することで簡単に実行できる走法ですし、その効果も体感できることは間違いありません。特に通勤や買い物、家族の送迎など、毎日クルマを使っている方にはぜひ読んでいただいと思います。
本書に書かれている「エコ運転の提案」をいくつか実行することで、大切に使いたいガソリンは、確実にその使用量を抑えることができるでしょう。

そしてこの本の最大の特徴は、ハイブリッドなどのエコカーが対象ではなく、普通のクルマで簡単に実行できることです。話題のハイブリッド車はまだまだ割高ですし、多くのユーザーの所有しているのは普通のガソリン車であることでしょう。さらに加えて本書では、単に走り方ばかりではなく、効率の良い移動をするために、自転車やオートバイも積極的に使うことも提唱しています。自動車先進国の日本ですから、私たちは燃料を効率良く、賢く使っていくことを進めていきましょう。

編集室 小林謙一

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