2022年7月11日
多摩川スピードウェイ観客席跡の新「プレート」設置及び観客席移設のお披露目会が行なわれました。その様子をお伝えします。(レポート:小林謙一)
多摩川スピードウェイの観客席に使用されていたコンクリート部分の解体作業が終了、2022年7月2日(土)に多摩川スピードウェイの会の副会長、小林大樹氏が中心となって進められていた旧「プレート」の移設ならびに新「プレート」の設置が実現したことを祝うため、同会のメンバーと共に有志の方々、報道関係者などが集まりました。
新「プレート」は、旧「プレート」と並べて設置されており、コンクリートでできた当時の観客席の一部(3席分の座面部分)が残されることになり、そこに旧「プレート」とともに新「プレート」は設置されています。
当日は、東京の気温が30℃を越える炎天下の中で、お披露目会は午後1時30分から行なわれました。最初に会長の片山光夫氏から当日集まった数十名の方々に挨拶が述べられ、その後新旧の「プレート」移設・設置の交渉からほぼ全ての作業で尽力された小林大樹氏が、回想などを話されました。
以下に、これまでの経緯がわかる記事を紹介します。
『クルマの歴史的遺構が消える!「多摩川スピードウェイ」跡地問題に思う』
https://www.webcg.net/articles/-/44958
『消えゆく多摩川スピードウェイ遺構に往時のチャンピオンマシン再び』
https://www.webcg.net/articles/-/45226
弊社でも、この観客席のコンクリートの一部を保管しています。旧車のイベントなどで展示していますので、ご興味のある方は、弊社のブースにお立ち寄りください。